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うだぐだ。日記にもならない。
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続きから久しぶりにオリジナル。
クロスファイアが面白すぎましたがパイロキネシスの能力をもらっただけでまったくもって二次創作とかじゃないです。おしりに子のつく名前が好きです。
ちょっぴりポップというか、現代っぽい語調に挑戦。イメージは人懐こいおばちゃん。楽しいです。
宮部みゆきとか伊坂幸太郎とか、ちょっと癖のあるけど親しみやすい文章が好き!森博嗣の一人称も素敵です。やっぱり癖のあるってとっても大事なことだと思います。


ナンブレってはやってるんですかね?今日電車で座ったら二回も隣の人がやっていました。
眠いな眠いなー
いっぱいサイトめぐりできる時間が欲しいです。むさぼりつくように落乱を堪能したい。でも時間がなーい。
パソコンのお気に入りにはいっぱいすきなサイトが入ってるのだけれどブクマに登録する時間もない…てかあんまり多いとあれだなぁ…どうするかどうするか。眠いので頭回らない。
今日課題の文章書く予定だったのにいつの間にかオリジナル書いてました。母って好き。おなごがすきじゃ。
あれなんであたし落乱好きなんだろう…男臭しかしないのに!


23日イベント行ってみたい!いやまじで!でも授業だ!さぼるか!
でも帰ってきたらあたしの荷物見てお母さんなんていうだろう…家族はあたしのことただのマンガ好きのモノ好きだとしか思ってないので、てか落乱自体は家族みんなで読んでるから安心して買ってます。よこしまなのはあたしだけ。
イベント…たぶん今回は無理ですけどいつか絶対参加してみたいです!誰か手取り足取り連れてってくれる人がいてくれたらいいのに…隠れヲタはどっちのほうこうになにをするにも常にひやひやです。

カミングアウト…いつかできる日が来るんでしょうか…ととある人に呟いてみます。
でも自分のためにあたしはしないほうがいい気がする。したら最後、調子乗ってその人にたいしてヲタクな話しかしなくなるきがするから。突っ走りがちな人間です。


日記がおもしろいと言われたので調子のって書いてみました!いやでもどこがおもしろいんだ!今日なんて特になにも内容がないよう…
つまらないギャグを飛ばしてしまうほど眠い…三点リーダの多さがうざい…
こんなやつは寝てしまいましょう。おやすみなさい!

 真矢子は、今年で三十になる。
 同い年の友人は老けた老けたと嘆いているが、真矢子は自分の年齢にやっとか、と妙な安心感を持つのだ。それが自分を取り巻く環境のせいだとはわかっているけれど、年をとっていくことは世間に認められていくということで、それは辛酸をなめてきた彼女にとってとても喜ばしいことだ。
 そしてなにより、やっとあの人の年齢に追いつくのだと思うと、嬉しい。


 空気が冷たく、鋭くなった。つんと肌をさす感触が心地よい。
 ここ数日、冬将軍がおでましのようでめっきり寒くなった。街を歩く人の服装は厚くなっていったし、おとといは自分とみな美のために冬物のコートを出した。中学生になるから、とまだ小学生だった去年の冬に買ったグレイのピーコートを身につけて、今朝はずいぶんと機嫌がよかった。去年は「みんなと違う」とか言って、すねていたくせに。なつかしみながら、中学にあがって妙な色気を見せるようになったみな美を思って笑う。丈の短い洒落たコートを選んだ真矢子を見て、母の純子は「やっぱりあんたも若いのねぇ」とあきれたように溜息をついたっけ。
 真矢子は履きなれたブーツでさっそうと街を進む。まだ十一月だというのに路傍に現れ始めたイルミネーションの数々に、気分が高揚するのを感じた。通いなれたオフィスから徒歩五分だという、都内にはよくありがちな小さいけれども整備された地下鉄の駅まで早足で三分もかからずにたどりつく。
 ふと、地下に降りる階段の前でパン屋の看板が目に入った。道端に立てかけるタイプのもので、チョークを使って毎日書きかえることができるものだ。看板が目に入れば、自然と店から漂う香ばしい匂いにも気づく。鮮やかなチョークの丸文字の言うことには、本日のオススメはりんごとカレントらしい。カレントってなんだろう、と思いながらも真矢子の頭の中はさっとお財布の中身を思い出そうとする。甘いものには目がないのだ。母もみな美も大好きだから家には誰も咎める者もいない。
 迷った、というにはあまりに短い時間の思考の末に、真矢子の足は誘うような香りを放つパン屋へ向かった。


 鍵をあける動作もなく、ドアを開けた。ただいまぁと学生時代と変わらない挨拶を口にする。
「あらおかえりなさい」
「まーちゃんおかえりー」
 ブーツのチャックを開けていると、トイレに言っていたらしいみな美が目の前を通った。ミディアムの黒い髪をリボンのついたヘアゴムでポニーテールにしている。おまけに母の日に真矢子と一緒に選んで純子にわたした赤いエプロンをつけてるときたのだから、一瞬手が止まった。珍しい光景だ。
「どうしたの、そんな格好で」
「すーちゃんにお料理教えてもらってるの」にこりと笑えば頬にえくぼができる。「あ、まーちゃんいいもの持ってる」
 そう言ってパン屋の袋を指差したものだから、当然のように真矢子は彼女にそれを渡した。やった、と近所でも評判のにこにこ顔でリビングに戻っていく。すーちゃん、まーちゃんがお土産買ってきてくれた、なんていう声が聞こえる。
 真矢子がリビングに入れば、みな美がテーブルの上に買ってきたパンを広げている。結局、オススメのパン以外にもフランスパンやらその他菓子パンやらもついつい買ってしまったので、結構な量になってしまった。必要以上に買い物してしまうのは女の性だと思うが、一家を養う身として時々どうかと思うこともある。けれどもやっぱり誰にとがめられるわけでもないのだから、改善されることもないのだ。
「すーちゃん、紅茶入れていい?」
「いいけど――ちょっと真矢子!」
 テーブルの横から、純子の声が飛んでくる。点火式のストーブに火がつかないらしく、マッチを持ち出して苦戦している。
 純子は白髪染めで髪色は茶ぽくて、不自然でないくらいのしわはあるものの年の割に若く見える。我が母ながらスタイルはいいと思うが、とても美人だというわけではない。けれどもエネルギッシュでさっぱりとしていて、お節介なのだけれどもおばさんぽさを感じさせないのだ。それが、彼女を実年齢よりもずっと若く見せる。彼女は高齢出産で四人目の真矢子を生んでもう七十も近いはずなのだけれど、五十を過ぎたぐらいからどうも外見は変わっていない気がする。真矢子も今じゃ、彼女の正確な年齢を忘れてしまった。
 ああもう! と年に似合わないセリフを吐いて文字通りマッチを投げた。もちろんきちんとくず入れに向けて。くるりと真矢子を振り返る。
「お願い。火をつけてちょうだい」
「あのねぇ、お母さんが“力”を使っちゃいけない、って言ったんじゃないの」
「不必要に、と言いました。それにまったく使わないのは宝の持ち腐れだし、今は緊急事態だわ」
 ほら、とご丁寧に身体をよけて真矢子からストーブが見えるようにする。筒型の金属の中に火を入れるタイプのもので、どうやら備え付けの油が少なくなっているんだろう。はぁ、とため息をついてから、真矢子はストーブに意識を集中させた。
 久しぶりの感覚だ。年とともに“力”をコントロールすることに長けてきたし、最近じゃ発露の欲求そのものも衰えてきて――たぶん“力”そのものも弱まっているんだと思う。あの人がこれの賞味期限は真矢子の寿命よりもずっと短いと言っていたから――ここ半年ぐらいは自分がそんな“力”を持っていたことさえ忘れていた。不安だったからイメージをより鮮明にするために人差し指をストーブに向けたけれど、そんなことは杞憂だったみたいだ。一瞬にして身体は見事に記憶を取り戻し、ブランクなんかなかったみたいに正確な場所に正確な量だけの火を灯した。
 ぱちぱち、と拍手がした。ブラボー、と言ったのはみな美で、ストーブをまじまじと見つめている。
「すごいなぁ、やっぱり。やっぱりすごい」
 そんなことをいうものだから、なんだか照れくさい。今じゃあこれはちょっとした隠し芸だ。喜んでくれる人がいるというのはいい。この力を過度に深刻に受け止めることがなくなる。かつての真矢子がそうであったように、剥き出しのナイフみたいにこの力を振りかざすことは絶対にない。
「ああ、あたしもちょっと欲しかったなぁ、その力」
「どうして? なくても生活には困らないじゃない。それに私の苦労話もさんざ聞いてるでしょう?」
「でもかっこいいもん。まーちゃんぐらい苦労すれば、あたしだってきっと使いこなせるようになったでしょ? ――クリスマスに生まれた子どもなら、そんな力をプレゼントされたのかなぁ」
 やめてよ、と真矢子は笑った。そういえばあなたも今年で三十になるのねぇ、と純子が横やりを入れたものだから話題はそっちへそれていく。ねぇねぇ、今年のプレゼントはなにがいい? 三十のおばさんには特別なものあげなきゃねー、なんて軽口を叩くみな美は、にこにこと笑いながら人に幸せを振りまく子どもだ。
 特別なプレゼント、と言われて思ったのはこの十三の子どもだった。クリスマスの日に宿ったその子どもこそ、この世で一等愛しい人からもらった特別なプレゼントなのだ。



 その時、真矢子は戦っていた。今よりもずっと攻撃的で直情的で極端で、己に妥協を許さなかった。それはすなわち人を許すということができなくて、自分の正義に触れようものなら文字通り、すべてを焼き尽くしてしまっていた。
 それがよかったのか悪かったのか、今でもわからない。とにかくあの戦いは終結して、今につながる平和な暮らしを得たのだ。たとえ今、あのとき真矢子がやったことをとがめられ裁きにかけられるのだとしても、彼女は抵抗しないだろう。正義をふりかざしたゆえに自分がたくさんの過ちを犯したのだと認めることができるくらいに時間はたっていたし、理解できるくらいの年月を生きた。それこそ、年をとったのだ、としみじみ感じる。
 直情的な少女は、戦いの中で恋をした。倍ほどに年の離れた男に。
 その愚かな男は優しすぎて、いつ暴発してもおかしくない銃のような存在であった真矢子を見捨てることができなかった。幼い少女はその温かさにあっという間に陥落した。
 その男は、最後まで真矢子を抱くことをためらった。誘ったのは真矢子だ。「もう十六になるのよ、結婚できるの」と、男の優しさに揺さぶりをかけて切羽詰まった状況に判断能力を欠いていた男の腕を引いた。突き刺す寒風に、人の身体が心地よく温かったのを覚えている。
 腹に子どもができたと知って、驚きあわてふためき将来を懸念したが、後悔したことはなかった。愛しい人の子を孕んだと、自分が愛された証があるのだと、喜びがまさっていたほどだった。
 ――しかし男と同じ年になって、はじめてわかった。まだ子供も同然の高校生と関係を持つのは、ずいぶんと冒険だ。それほどに愛されていたのだと自惚れるか、単に自分を哀れに思った結果だったのだとあきらめるのかべきかは、判断がつかない。今では彼に聞くすべもないのだから、想像するしかないのだ。
 それまでは真矢子に触れることさえも恐れていたような母に頼りっきりになりながらも自分なりに精いっぱい子育てをして、遠回りをしながらも大学を卒業し、きちんと就職した。早くに父を亡くしたものだから、三人の兄姉に力を借りながらも、今じゃあ立派に女所帯を養っていけるほどになった。
 それはずいぶんな進歩だ。どこから、と言われては困るけれど、真矢子はそう思う。地に足をつけごく普通の生活している自分など、過去の自分は想像だにしなければ望んでもいなかったのだ。
 でも、確かに言えるのはこの生活が幸せだということだ。平和な生活、ささやかな幸せ。そこに攻撃する対象がいない、その幸福を知っているの者は、おそらくこの国にはきわめてすくない。


「珍しいわね、お出かけなんて」
 確かに、週末に化粧をしておしゃれをして出かけるなんてそうそうない。大抵は料理をしたり家事をしたりしながらのんびりと映画を見て本を読んで、と外出したりしないで一日を過ごす。
「デートなの」
「まぁ」
「あたしもまだまだ若いんだから」
 三十を若いという、その意識がおばさんくさいのだと真矢子は自分に突っ込みたい。
 ふうん、と純子はおろしたてのショートブーツをはく真矢子を上から下まで品定めするみたいに見た。
「今度うちにつれてきなさいよ」
「まぁ、気が向いたらね」
「絶対連れてきなさい」ちょっと、声が強くなる。「倍も年の違う子どもに手を出した揚句、娘の人生をめちゃくちゃにされたんだから、謝罪の一つも入れなさい、って」
 真矢子は驚いて母を振り返った。純子はしてやったり、というふうに笑っている。
「すごい」
「どうもありがとう」
 こういうときの純子は、さながら女優のようだ。極端で直情的で、それゆえに真矢子の存在を許せなかった時期もある。だがそういうものをすべて時に流してしまえば、彼女はとても頼もしい女性だった。
「でもね、私、昔から真矢子の男を見る目は信用しているのよ」
 はぁ、と真矢子はとてもまの抜けた返事をする。いってらっしゃい、と純子は手を振った。
「基弘さんに、どうぞよろしく」
 母の勘とは恐ろしいものだ。はたして自分にはそんなものが備わっているのだろうかと、真矢子は待ち合わせの場所に着くまでそればかりを考えていた。



最後の一文が軽くひどいがもう眠いです。推敲もしていない。
三十で若い女性ってきっと素敵だ!二十代はみんなかわいがられるけれど、三十でもきれいだって言われる人はとても素敵。頼もしい女性ほどかっこいいものはないとおもってる。
戦いの内容は私にもわからない。
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